東急不動産株式会社と鹿島建設株式会社は共同で、国家戦略特別区域計画の特定事業として開発中の「東京ポートシティ竹芝」 レジデンスタワー(以下、レジデンスタワー)で、一般賃貸住宅とシェアハウスの入居者募集を3月2日から開始する。
レジデンスタワーでは、複数のIoTソリューションを掛け合わせたサービスを提供し、入居者の利便性や快適性を高め、スマートなライフスタイルをサポートする。導入されるIoTソリューションは以下の通り。
- 「顔認証システム F-ace」
F-aceは、オートロックとポスト一体型宅配ボックスに顔認証技術を組み合わせたセキュリティサービスだ。株式会社フルタイムシステムのポスト一体型宅配ボックス「ポスタク」にF-aceのシステムを組み込むことで、宅配ボックス操作画面での顔認証登録と24時間365日オンラインによる保守管理を実現する。顔認証システムを導入することで、セキュリティの強化と共に、荷物が多い際も、ハンズフリーでスムーズに入館ができる。 - 「スマートロック」
全住戸の玄関及びエントランスなどの共有部に株式会社ビットキーが提供するスマートロック「bitlockシリーズ」を導入し、スマートフォンでの鍵の解錠を可能にした。これにより鍵を紛失するリスクを軽減し、家族の帰宅履歴も確認できる。今後、サービス事業者と連携し、不在時の荷物の集荷や配達、家事代行や宅配クリーニングなどのサービス導入を予定している。 - 「入居者専用統合アプリ」
ソフトバンク株式会社の子会社であるエンコアードジャパン株式会社が提供するIoTサービス「コネクト」をレジデンスタワー入居者向けにカスタマイズし、電力データの可視化や家電・給湯器コントロールなど、スマートなライフスタイルを実現する統合アプリを提供。 - 「マルチファンクションライト」の導入
一般賃貸住宅に、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するマルチファンクションライトを導入する。入居者専用統合アプリを使用することで、エアコンと照明の操作が外出先からも可能だ。また、Bluetooth接続によりミュージックアプリと連携し、天井から音を感じることができる。
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