ビッグローブ株式会社は、Android搭載のIoTデバイス「BL-02」とソリューションを組み合わせて企業の課題解決を支援する「BL-02 パッケージソリューション」を、本日9月13日より提供開始する。
「BL-02」は10軸センサーとLTE通信機能を備えた名刺サイズのAndroid搭載IoTデバイス。10軸センサーは、加速度センサー3軸、ジャイロセンサー3軸、地磁気センサー3軸、気圧センサー1軸を採用。
BL-02 パッケージソリューションは、「BL-02」を活用したソリューションを企業の抱える課題に合わせてパッケージ化したものだ。幅広い企業ニーズに対応すべく、パートナー企業と連携し工場、介護、ホテルや農業向けのソリューションを2018年度内で50個まで拡充予定だ。
第1弾として、2つのパッケージソリューションの販売を開始する。特徴は次の通りだ。
- 屋内測位ソリューション「iField indoor」:
マルティスープ株式会社と連携した製造業・流通業向け屋内測位ソリューション。60台までのビーコンと3台の「BL-02」を貸与。クラウドを含む環境設置、測位実証、測位実証レポートを提供。1カ月以内の導入検証パッケージで初期費用98万円。 - 介護用離床・転倒検知ソリューション「Palette IoT for care」:
株式会社Momoと連携した介護用リモート検知ソリューション。ベッド用センサー2台、ドア開閉センサー1台とゲートウェイの「BL-02」を組み合わせることで、介護施設での要介護者のリモート検知が可能。センサー、受信機、アプリケーション、「BL-02」を含むパッケージで初期費用92,994円、月額費用1,550円。
なお、このようなパッケージソリューションを幅広い企業ニーズに合わせて拡充するため、「BL-02」を活用したソリューションを共同で開発する「BL-02 SIパートナー」への参加企業を募集。SIパートナーに参加した企業は、「BL-02」の1年間無料貸し出しを受けられるほか、専任スタッフによる開発やマーケティングのサポート、BIGLOBEのWebサイトでの紹介が受けられる。
現時点でBL-02 SIパートナーとして参加する企業は、位置情報ソリューションを提供するマルティスープ、IoTベンチャーのMomo、KDDI株式会社、他13社だ。
【関連リンク】
・「BL-02 SIパートナー」
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