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要素技術 > 東陽テクニカ、MTS製IoT対応の磁歪式直線変位センサを発売
株式会社東陽テクニカは、MTS Systems CorporationのSensors Division(以下、MTS Sensors)の新製品、磁歪式直線変位センサ(※1)Temposonics 「R-Series V」を本日10月29日発売した。
Temposonics「R-Series V」は、装置内のパーツや測定対象物の直線動作における位置や稼働距離の計測、制御を行うセンサ。衝撃・振動・熱の耐環境性を持ち、さらに、IoT通信用EtherNet/IP(※2)対応品のハウジングの小型化により、装置への搭載性と設置の自由度を向上。また、専用アクセサリ「TempoLink Smart Assistant」の併用によって、リアルタイムに計測データをスマートデバイスで確認でき、予知保全管理が実施できるという。
Temposonics「R-Series V」の主な特長は以下の通り。
- 耐衝撃性が1.5倍に、耐振動性が2倍に向上(MTS Sensors の「R-Series」従来品との比較)
- 使用温度が-40~85°C
- 分解能が最大0.5μm
- EtherNet/IP対応磁歪式直線変位センサでハウジングを従来比37%小型化。これにより産業機械や建設車両に加え、使用環境が厳しい装置への搭載ニーズにも対応可能
- マグネットの累積移動距離やシステムエラーなど稼働中のデータをロギング
- センサの接続診断機能搭載
- 専用アクセサリ「TempoLink Smart Assistant」の利用で、Temposonics「R-Series V」のデータをスマートデバイスで閲覧可能
主な用途は以下の通り。
- 装置内の稼動パーツ・対象物の位置や変位の計測
(例:射出成形機の型締め間の距離計測、パンチングプレス機の打ち抜き移動量の計測、など)
- 装置内の稼動パーツ・対象物の位置制御のための位置計測
(例:油圧シリンダの稼動部制御、圧延機のロール位置調整、など)
- 容器内の液面の高さ計測
※1 磁歪と呼ばれる現象を利用し、マグネットを使って位置を計測するセンサ
※2 イーサネットを使った産業用オープンネットワークのプロトコル
【関連リンク】
・東陽テクニカ(TOYO)
・エムティエス(MTS)
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