TOP >
要素技術 > マクニカネットワークスとワッティ―が協業、電池不要・LoRaWAN活用の「E2L bridge」ソリューション提供開始
ネットワーク機器やセキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社は、ワッティ―株式会社と協業し、ワッティ―が開発した電池不要のEnOceanと長距離通信のLoRaWANのブリッジを用いた「E2L bridge」ソリューションの提供を開始する。12月1日より順次提供開始予定。
EnOcean無線通信は、315MHz~928MHz帯(日本では 928MHz)を使用し、エナジーハーベスト技術により、電池不要でセンサのデータを送信することができる。また、LoRaWANは、免許不要なサブギガ(日本では 920MHz)帯を使用し、任意の場所でいつでもインフラを構築できる新しいIoT向け無線通信規格であり、従来の無線技術と比較して省電力で広範囲をカバーする。
「E2L bridge」は、LoRaWANとEnOceanの特徴を合わせた「端末の電池不要」で「長距離通信」可能な、メンテナンスフリーなIoTシステムを実現し、導入コストやメンテナンスコストの削減をすることができるという。スマートビル、スマートオフィス、集合住宅、環境モニタリング、インフラ整備、農業、災害対策などでの活用が見込まれている。使用例は以下の通り。
- 着座センサで会議室やフリーアドレス席の使用状況のモニタリングシステム
EnOcean製の着座センサを使用し、会議室の使用人数のカウントやオフィスでの在席状況モニタリングができる
- トイレのモニタリングシステム
EnOcean製のドアセンサを使用したトイレの使用状況のモニタリングやボタンデバイスによる呼び出しができる

【関連リンク】
・ワッティ―(Watty)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
生成AI活用ガイド
RAG技術で生産性を向上させるGoogleのAI「NotebookLM」とは?活用法や企業での活用事例も紹介
生成AIで無駄な会議をなくす?議事録にAI活用し「生産的な議論と問題解決の場」へと変革するヒントを紹介
最新の「Copilot」は何ができるのか?Microsoft AI Tour Tokyoで語られた活用方法
NVIDIA、新プラットフォーム「COSMOS」を発表、物理AIの時代における日本の存在価値 ーCES2025レポート2
【無料】デジタルでつながるビジネスの未来|10/18東京、11/14大阪|UCHIDAビジネスITフェア2024|セミナー&展示会
業務で活用されればされるほど企業の差別化要素となるAI実現へ向けた挑戦 ― 砂金氏インタビュー
PwCコンサルティングが「生成AIに関する実態調査2024」を発表、効果を実感している企業の特徴とは
ASUS、AI PC向けソリューション搭載PCを発表 ーCOMPUTEX2024レポート2
NVIDIAが台湾コンピュータ産業を牽引するか ーCOMPUTEX2024レポート1