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要素技術 > アステリアと仙北市、IoTセンサーを使用した「温泉地ガス検知アプリ」の実証実験を開始
企業版ふるさと納税対象事業の「桜に彩られたまちづくり計画」に基づく、秋田県仙北市とアステリア株式会社の協業は2016年度からスタートしている。同事業では、アステリアから仙北市への毎年100万円の寄付金も活用しながら、桜の植樹や保全活動の他、モバイル向けコンテンツ管理システム「Handbook」を使った多言語観光情報の配信や農業従事者に対するIoT活用の勉強会、「Platio」を活用したアプリ「いまどこ人力車マップ」の提供などを行ってきた。
アステリアは、企業版ふるさと納税を通じた仙北市への寄付を2019年度も継続すると同時に協定の領域をさらに拡げ、第2弾の取り組みとして温泉地での防災対策に特化した「温泉地ガス検知アプリ」を提供する。
同アプリでは、現在分湯槽に行き人力で計測している硫化水素の有毒ガスの検知を、遠隔地でも安全にリアルタイムな硫化水素の有毒ガス濃度の状況が監視できる。アプリは、アステリアのモバイルデータ活用サービス「Platio」で制作され、株式会社NTTドコモが提供する通信回線を使用し、SKEED製の硫化水素などの有毒ガスを検知するIoTによるガス検知センサーを使用している。
今回、「温泉地ガス検知アプリ」の実証実験を8月30日から9月30日の期間で実施し、同実証実験を通して、仙北市では防災分野でのIoT活用の有効性を確認し、ICT等に関する知見や適用範囲の増加などを通じて、新しい地方創生の在り方を提案する。
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