多くの企業・組織間で安全かつ簡単にデータ取引が可能となった今日、データは戦略的資産となり、その価値を高めつつある。
データの提供者・利用者が、信頼できる枠組みのなかで取引を行える仕組みを整備することは、データマーケットプレイス、データ取引プラットフォーム運営側の役目だ。
世界の約8000の企業・組織が利用するデータマーケットプレイスを運営しているDawexは、10月6日~10日で開催されている中東・アフリカ・南アジア地域で最大のIT見本市GITEX2019に出展し、データ・エクスチェンジ・プラットフォームのハイブリッド機能(Data Exchange Platform hybrid capabilities)を発表した。
同ハイブリッド機能では、データの提供者、利用者、取引プラットフォームの運営者の間で取引が収益化される場合、利用者はデータ取引と決済管理において、2つのモードを選択できる。
分散型モードでは、ブロックチェーンを活用し、安全、トレーサビリティ、透明性が確保された枠組みのなかで、仲介なしでデータ取引を行うことができる。
この機能は、改ざん耐性のある既存のブロックチェーンを基盤とした機能を補完するものだ。
一方、管理モードでは、ステークホルダーがデータ・エクスチェンジ・プラットフォームの機能を利用してデータ取引と決済を管理することができ、さまざまなサービスから利益を得られるというメリットがあるとしている。
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