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要素技術 > ソニー、IoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE」のLTE-M対応拡張ボードを発売
現在、拡大しているIoT市場では、低通信コスト、低消費電力、広範な通信カバレッジを兼ね備えたLPWAのソリューションが求められている。
そこで、ソニー株式会社は、2018年7月より販売を開始したIoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE」の新たなラインナップとして、LTE拡張ボード「CXD5602PWBLM1J」を商品化し、2019年12月20日に発売する。
同製品は、ソニーの関連会社であるAltair Semiconductor製の低消費電力で小型のチップセットALT1250を採用しており、LPWAの通信規格の1つであるLTE-M(LTE Cat-M1)に対応している。
発売中のSPRESENSEのメインボードと組み合わせて使用することで、各種センサーからの情報やカメラからの画像を取り込み、エッジAIが認識処理して圧縮したデータをLTE-M通信網を利用して送信することで、LTE-Mの特長を活かした低通信コスト、低消費電力、広範な通信カバレッジなシステム、アプリケーションの開発が可能となる。
また、マイク入力はデジタル最大4ch(排他利用時、アナログ最大2ch)をサポートし、ヘッドホン端子、microSDカードスロット、GPIO、I2C、UART等のインターフェースを搭載している。
以下、既存設備を活かしたIoT化の例を挙げる。
- 水道、電気、ガスメーター等のアナログメーターの数字や針位置を、発売中のSPRESENSEのカメラボードで認識し、LTE-M通信網を利用してサーバーに送信することで、検針作業の自動化を実現。
- 高音質なハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ)音源対応のオーディオコーデックを内蔵するメインボードの特長を活かしバルブやファンの異音を認識し、LTE-M通信網を利用してリモートでの予知保全を実現。
今回発売されるLTE拡張ボードのメーカー希望小売価格は、7,980円(税抜き)だ。
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