NECは、株式会社沖縄銀行に、渉外および融資担当者が利用するWindowsタブレット端末約750台のセキュリティ強化を目的として、顔認証セキュリティソフトウェア「NeoFace Monitor V2」を提供した。
「NeoFace Monitor V2」は、世界No.1の認証精度(注)を有する顔認証エンジンを活用して開発されたセキュリティソフトウェアで、パソコンやタブレット端末への顔認証による高精度かつ高速なOSログオンを可能とする。
沖縄銀行は、顧客のライフプランのコンサルティングや住宅ローンなどのローンシミュレーションを行うためにタブレット端末を利用している。同ソフトウェアの導入により、なりすましなどの不正利用を防止し、情報漏洩のリスクを低減する。また、行員はタブレット端末の内蔵カメラに顔を向けるだけで瞬時にOSログオンができるため、外出先においても高い利便性とセキュリティの両立を実現する。
NECは、社会ソリューション事業に注力しており、今後も顔認証をはじめ生体認証技術を活用した製品やサービスを提供することで、安全・安心で豊かな社会の実現に貢献していくという。
「NeoFace Monitor V2」導入による効果
不正利用を防止し、情報漏洩のリスクを低減
顔認証は、ICカードやID・パスワードによる認証方法と違い、盗難・紛失などのリスクが少なく、なりすましなどの不正利用を防ぐ。また、いつ誰がアクセスしたという利用履歴が顔画像を含めて残るため、不正利用への心理的な抑止効果も期待できる。
高い利便性とセキュリティの両立を実現
行員はタブレット端末の内蔵カメラに顔を向けるだけで瞬時にOSログオンができるため、作業開始までの時間を大幅に短縮することが可能。これにより、高い利便性と顧客情報などへの安全なアクセスの両立を実現する。
【関連リンク】
・日本電気(NEC)
・沖縄銀行(The Bank of Okinawa)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。