NextDrive株式会社は、ローム株式会社製Wi-SUNモジュール「BP35C0」を採用した最新モデル「NextDrive Wi-SUN Cube」を2017年4月から販売開始する。
同製品は、日本市場向け「NextDrive Energy Solution」の中心となる最小クラスのIoTゲートウェイ。新たに国際無線通信規格「Wi-SUN」に対応したことにより、センサーやカメラなどのアクセサリを繋げて、スマートフォンで設定するだけで、スマートメーターとのリアルタイム通信や電力自由化に伴うサービス、センサネットワークの構築を容易に実現することができる。HEMSやスマートホームサービスの中枢として、データを収集し、送信することが出来るようになるため、エネルギー利用の効率化など付加価値あるサービスの開発に貢献するという。
「NextDrive Cube」は、小型・軽量なだけでなく、本体をそのままコンセントに差し込むだけで設置することが可能な電気プラグ型のIoTゲートウェイ。IoTゲートウェイとして必要な、無線通信「Wi-Fi」「Bluetooth」の搭載はもちろんのこと、多様なアクセサリ(モーションセンサー、温湿度センサー、USB カメラ、赤外線リモコン及びスマートプラグなど)を用意。
アクセサリは、本体に対し積み木のように重ねるだけで機能を拡張できることに加え、設定は全てスマートフォンで行うため、誰でも簡単に扱うことが可能。例えば、コンセントに挿した「NextDrive Cube」にカメラを接続し、スマートフォンで専用アプリ(NextDrive Connect)を立ち上げれば、外出先からWi-Fi接続で家の中を見ることができるという。
ローム製 Wi-SUN モジュール「BP35C0」は、高い受信感度を持つ、ラピスセミコンダクタ製無線通信LSI「ML7416N」を搭載した、アンテナ外付けの小型面実装Wi-SUNモジュール。Wi-SUN ProfileのBルートとHANに対応し、最小クラスの 15mm×19mm サイズを実現しているため、HEMS コントローラーや家電への採用に最適。ARIB STD-T108にも準拠しており、日本の電波法認証に沿っている。
【関連リンク】
・ネクストドライブ(NextDrive)
・ローム(ROHM)
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