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TAITRAとTCA、台湾発の最新ITトレードショー「COMPUTEX TAIPEI 2016」開催

台湾貿易センター(TAITRA)と台北市コンピューター協会(TCA)の共催で、5月31日(火)より6月4日(土)までの5日間、台湾・台北市にて「COMPUTEX TAIPEI 2016」が開催される。

 

昨今、コンピューティング・エコ・システムは、多様なモバイル機器や新しいアプリケーションを取り込み、世界的に発展が加速している。

このトレンドにフォーカスした今年のCOMPUTEX TAIPEI 2016は「グローバル・テクノロジー・エコシステムの構築」を展示会の位置付けとし、「IoT」、「イノベーション&スタートアップ」、「ビジネスソリューション」、「ゲーミング」といったキーワードを取り上げていく。

ITアドバイザリ企業であるガードナーの調査によると、2016年にIoTによってつながり、利用されるデバイスの数は64億におよび、2015年より30%の増加、つまり日々500万ものデバイスが新たにつながっていることを意味する。

近年、日本でもIoTへの取り組みが進んでおり、直近では小型無人飛行機(ドローン)を利用し、個人の家に宅配をする実証実験が4月11日から千葉市の幕張新都心で始まった。PC関連市場において、COMPUTEX 2016の開催地である台湾が世界に占めるシェアは、サーバー(85.9%)、マザーボード(85%)、デスクトップPC(48.3%)、ノートPC(79.6%)と他国を大きく上回り、驚異的な数値を示している。中でもPC輸出市場は好調で、前年の売り上げ減少から一転、2016年は回復が見込まれている。スマートフォンに関しては機能性向上やディスプレイサイズの規格化に取り組み、コンピューティング・エコシステムにおいてはかなりのシェアを占めるようになってきている。

またガートナー社の分析によると、2016年のタブレット市場は全世帯の50%に浸透するほど成熟した市場になる見込みだという。台湾はモバイルコンピューティングにおいても、スマートフォン市場では20.98%、タブレット市場では33.6%と世界的に見ても主要な部分を占める重要な存在となっている。

 

今回開催されるCOMPUTEX TAIPEI 2016では数々の有名ブランドの出展が予定され、中でもパソコン市場及びスマートフォンやタブレット市場でも、代表的な世界に誇る台湾ブランド、ASUSやAcer、また、マザーボード業界で知名度があり独自のパソコンシステム開発も手掛ける、信頼性の高いブランドBenQ、AsRock and Shuttleなどが注目企業だ。

ゲーム分野からは、パフォーマンスの高いマザーボード、グラフィック、ノートPC、一体型オール・イン・ワン・PCでお馴染のMicro-Star International、そしてグローバル・スマート・マニュファクチャリングのトレンドセッターとして3年ぶりのCOMPUTEX参加となるSiemensは注目の的。

また、急速に広がるIoT市場において欠かすことのできない、セキュリティーやプライバシーといった問題に最適なソリューションを提供するNXPの展示も見逃せない。

COMPUTEX TAIPEI 2016では、「グローバル・テクノロジー・エコシステムの構築」を新たな位置づけとしてICT業界を牽引する企業が一堂に集結し、これからの“つながる”新たな世界へむけて、次世代のビジネス・ソリューションを提供する。

 

【関連リンク】
台湾貿易センター(TAITRA/貿協)
台北市コンピュータ協会(TCA/台北市電脳商業同業公会)
ガートナー(Gartner)
エイスース(ASUS/華碩電脳股份)
エイサー(Acer/宏碁股份)
ベンキュー(BenQ/明基電通股份)
エムエスアイ(MSI)
シーメンス(Siemens)
NXPセミコンダクターズ(NXP Semiconductors)

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