IoTソフトウェアを提供するウインドリバーはFord Motor CompanyがWind River over-the-air (OTA) 更新テクノロジを利用していることを発表した。
コネクテッドカー向け機能を提供するWind River Edge Syncテクノロジでは、車両ソフトウェアの更新時のデータ更新量、転送時間、メモリー利用量を最小限に抑えるOTAを利用し、更新の差分を提供する。OTAの更新は、可能な限り最小限の更新を行うため、自動車メーカーは安全でコスト効率の高い更新と新機能をコネクテッドカーに迅速に展開し、ソフトウェアのリコールやそれに付随するコストを削減することができるという。
Edge SyncはリモートでのOTA更新とソフトウェアライフサイクル管理のためのソフトウェアフレームワークであり、初期の製品開発から車両の保守終了までの、ライフサイクル全体を通じて、ソフトウェアとファームウェアの更新を行う。Edge Syncは、ソフトウェア関連のアップデート、セキュリティ脆弱性への対処、機能関連のリコールに対する迅速で費用対効果の高いソリューションを提供するという。
【関連リンク】
・ウインドリバー(Wind River)
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