アナログ・デバイセズ、Seeing Machinesと先進運転支援システム技術で協業

アナログ・デバイセズは1月5日、AI(人工知能)を利用した視線検出システムを手がけるオーストラリアのSeeing Machinesと、先進運転支援システム(ADAS)で、ドライバーモニター(DMS)、搭乗者モニタリング(OMS)の技術開発で協業すると発表した。

DMSとOMSは半自動運転システムで運転者の疲労や注意散漫を認識し、対処するために利用されている。システムは、いかなる照明状況下でも動作の必要があり、リアルタイムでの視線追跡に必要な画像品質を確保するために、適切な赤外線の照射が求められている。

2社ではこうした課題解決に向け共同でソリューションを開発。ソリューションはアナログ・デバイセズのDMSとOMS用のIRドライバを活用し、機能安全性を確保したコンパクトなタイプで、最大100Wのピーク電力供給が可能。そのため、自動車のキャビン内で邪魔にならない小型カメラ・モジュールが開発できる。

一方、Seeing MachinesのAIソフトでは、光学系ハードウエアからの信号を読み出し、問題を監視して診断。ADAS機能と組み合わせ、必要に応じて運転者や同乗者に警告する出力信号が有効となるようにした。

アナログ・デバイセズではSeeing Machinesと協力することで、衝突を減らし命を救うために役立つ実用的なソリューションで自動車業界を支援していくとしている。

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