ルノー・日産アライアンスは本日、コネクテッド・カーおよびモビリティサービスにおける将来戦略を公表した。
アライアンスは、今後新しいコネクテッド・サービスおよびアプリケーションを開発し、顧客が仕事やエンターテインメント、ソーシャルネットワークで、より容易に常に繋がるサービスを提供していくという。また、車両の使用状況に応じた情報提供、リモートアクセス、遠隔車両診断、予防メンテナンスを通じて、車両向けのサービスをより簡単に使い易くするサービスを提供するという。
ルノー・日産アライアンスのコネクテッド・カーおよびモビリティサービス担当のアライアンスSVPであるオギ レドジク氏は、「グローバル自動車産業が戦略上重要な転換期を迎えている中、ルノー・日産アライアンスは、EVや自動運転技術、コネクティビティ機能を主要セグメントの量産車に、手頃な価格で業界に先駆けて提供しています。また、マイクロソフトなどの大手IT企業と提携することで、コネクテッドおよびモビリティサービスの開発も加速しています」と述べた。
ルノー・日産アライアンスは現在、レドジク氏主導の下、社内ソフトウェア開発チームを立ち上げた。今年6月、アライアンスは、ルノーおよび日産の既存チーム(各社約300名在籍)の開発能力を補完するため、ソフトウェア開発およびクラウドエンジニアリング、データ分析、機械学習、システムアーキテクチャーにおける専門技術者300名の採用を開始した。
日産は、迅速なサービス開発を行うために、中目黒(東京都目黒区)にオフィスを新設。今後2年間で150名の人材を新たに採用し、開発を行うという。
【関連リンク】
・ルノー(Renault)
・日産(NISSAN)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。