さまざまなモノがインターネットにつながる“IoT”の広がりによって、通信機能を搭載した車載機器で業務用車両の運行管理を行うクラウドサービスが増えており、顧客のニーズも多様化・細分化している。その一方で、機能ごとに複数の機器が車内に設置され、「取付状態やインターフェースが煩雑」「コストがかさむ」などの課題も顕在化している。
パイオニアは、これらの課題を解決すべく、スマートフォンやタブレットのように必要なアプリを追加できる“開発自由度”と、過酷な車載環境に耐えうる“信頼性”を両立した新発想の業務機能統合ユニット「B.PROカーナビ(ビープロカーナビ)」を2017年1月より発売する。「B.PROカーナビ」は、カーナビ以外の任意の業務機能を追加することや、本機と接続した外部機器の操作を行えるなど、顧客のニーズに合ったさまざまな機能や外部機器を一元管理することができる。
<主な特長>
1) 豊富なシステム拡張性
・顧客が開発した業務に必要なアプリを追加して動作させることができるほか、内蔵の高性能カーナビアプリと連携させることも可能。
・シリアルポート、USB、SDメモリーカードなど多彩な方法で、追加したアプリにアクセス可能。
・専用通信モジュールを使用したサーバー接続や、無線機などの外部機器とのシリアル接続が可能。
2) 過酷な車内環境に配慮した信頼性の高い車載設計
・豊富な車載機器の開発ノウハウを活かした、耐熱、耐湿、耐振動設
3) 先進のナビ能力
・カロッツェリア カーナビならではの高性能なナビ機能を装備。
・自車位置演算に特化した専用システム「レグルス」の搭載などにより、高い自車位置精度を実現しており、業務車両の正確な位置把握が可能。
・独自の渋滞予測データや所要時間計算アルゴリズムを用いて算出する高い精度の到着時刻や所要時間を、運行管理に活用できる。
・ヒヤリハット地点やゾーン30、冠水注意地点、一時停止地点、一方通行、信号機表示など、安全運転をサポートするさまざまな機能を搭載。
4) 選べる商品形態
・ダッシュボードの中に取り付ける“メインユニットタイプ”と、ダッシュボードの上に取り付ける“オンダッシュタイプ”をラインアップ。
【メインユニットタイプ】
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