株式会社安川電機は、マシンコントローラMP3000およびMP2000シリーズの新たなオプションモジュールとして、CC-Link IE Field スレーブモジュール(269IF-01)を本日6月12日より販売開始した。
この製品はCC-Link IE Field仕様のインテリジェントデバイス局に準拠(※1)しており、同仕様のマスタ局と接続し、制御や情報の読み出しが可能。PLC装置の配下にCC-Link IE Fieldで接続することで、MP3000およびMP2000シリーズの性能を最大限に発揮し、顧客の装置性能をさらに向上させるという。主な特長は以下の通り。
- 高速、大容量通信(1Gbps)
・ギガビットEthernetベースのフィールドネットワークで、1ms以下の通信周期が可能。(※2)
・制御信号(ビットデータ):2048ビット、制御データ(ワードデータ):1024ワードの入出力がマスタ局との間で行うことができる。 - 簡単通信プログラム
・サイクリック通信は、MPコントローラで簡単な入出力割付をすることで実現できる。
・アプリケーションでメッセージ関数を使用することで、マスタ局および他のスレーブ局とメッセージ通信が行うことができる。 - 簡単システム構成とメンテナンス
・市販のEthernet標準機器(ハブ、ケーブルなど)が使用可能。
・マスタ局のネットワーク診断機能により、同製品の異常検出ができる。 - 敷設配線
・敷設配線は、スター型、ライン型、スター・ライン混在型、リング型のネットワークを同製品のポートにケーブルを接続するだけで構築できる。
主な用途は以下の通り。
- 一般産業用機械
- 包装機
- 金属加工機
- 工作機械
- 電子部品実装装置
- 半導体・液晶製造装置
※1 CC-Link IE Field認証取得済み
※2 ネットワークの局数、入出力割付サイズにより通信周期は変わる。
【関連リンク】
・安川電機(YEC)
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