TOP >
ヘルスケア・医療 > フィリップスと仙台市、IoTを活用して心肺停止時の新たな自助・共助モデルの実証実験を行うプロジェクトを開始
日本では、心肺停止からの社会復帰率は8.7%、AEDの使用率は4.9%と低く、改善の余地があるとされている。こうした課題に対応するため、株式会社フィリップス・ジャパン(以下、フィリップス)と宮城県仙台市は、地域住民が協力してAEDを使用し、心肺停止からの社会復帰を目指す「仙台Heart safe cityプロジェクト」を2019年12月から開始する。
同プロジェクトでは、仙台市若林区荒井東地区で、AEDの使用方法を含めた救命講習会を実施するほか、AED及びSOSボタンの屋外設置と地域住民によるファーストレスポンダー(救急隊に引き継ぐまで適切に応急手当ができる救護者)体制による、心肺停止時等における新たな自助・共助モデルの実証実験を行う。
同実証実験では、株式会社アルムが提供するスマートフォンアプリ「MySOS」を活用する。MySOSは、自身や家族の健康・医療記録を行い、救急時などのいざという時にスムーズな対応をサポートするLTE-M通信規格の救命・救急補助スマートフォンアプリである。
心肺停止現場を目撃した際、SOSボタンにより、近くにいるアプリユーザへSOSを一斉通知できる。これにより、人がたくさん集まるような大規模イベントの救護体制をはじめ、各組織における自助・共助を強化した体制作りが可能になる。
同プロジェクトは、2020年2月まで行われる。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
DXトレンド解説
メタバース、VR・ARの基礎と活用事例
ウェアラブルとは?ウェアラブルデバイスのビジネス活用事例10選
DXとは?本質をわかりやすく解説
IT、IoTとICTとの違い
スマートホームの基礎とトレンド
VUCA時代を生き抜くための、デジタルトランスフォーメーションとIoT
国内・海外スマートシティDX事例10選
都市のDXが進む「スーパーシティ」構想とは?