ソフトバンク コマース&サービス株式会社(以下「ソフトバンク C&S」)は、Tuya Global Inc.(以下「Tuya」)とパートナー契約を締結した。これに伴い、Tuyaは日本市場へ進出し、ソフトバンク C&Sと共に、さまざまな家電製品をIoT化するソリューション「Tuya Smart」の国内提供を、2018年10月16日から開始した。
既存製品のIoT化に当たっては、Wi-FiやBluetooth®などの通信モジュールの選定、収集したデータを処理するクラウド環境の構築、機器を制御するスマホアプリの開発などに、専門的な知識・技術を必要とし、これらのプロセスには一般的に数カ月を要する。
「Tuya Smart」は、製品のIoT化に必要な通信モジュールの販売とクラウド環境の構築、スマホアプリの開発をワンストップで提供する。これにより、「Tuya Smart」を導入した企業はIoT化にかかる開発期間を最短15日まで短縮可能で、開発コストも削減できるという。
今回の提携に関する「Tuya Smart」を活用した先行事例として、プラススタイル株式会社の「+Style」ブランドから、オリジナルのスマート家電「スマートロボット掃除機」「スマートアロマミストポッド」「スマート加湿器」の3製品が、10月24日から順次発売される。
「Tuya Smart」について
「Tuya Smart」は、より簡単に、低コストで製品のIoT化を実現するIoTソリューション。全世界で1万社以上が利用しており、出荷製品数はすでに2,000万個を超えている※1。
通信モジュール
一般家電用途に加えて照明系、センサー医療系、交通工業系のWi-Fiモジュール※2 の選択が可能。専用ゲートウェイが必要なIoT製品と比較して、Wi-Fiルーターと接続できるモジュールを採用することで、エンドユーザーがより簡単にIoT製品を利用できるという。
ユーザーインターフェース
一つのアプリから、さまざまな製品の操作を可能にするユーザーインターフェースを採用。エンドユーザーは、製品ごとにアプリをインストールする必要がない。また、「Amazon Alexa」や「Google Home」などのスマートスピーカーと連携する機能も用意している。
※1 2018年10月16日現在。(Tuya Global Inc.調べ)
※2 Wi-Fiのほか、Bluetooth®、Zigbeeモジュールの選択も可能。
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