来年で創立20周年を迎えるシンガポール経営大学(以下、SMU)は、シンガポールを創立した総理大臣であるLee Kuan Yewにちなんで名付けられたLee Kuan Yew グローバル・ビジネス・プラン・コンペティション(以下、LKYGBPC)の10回目を開催する。
LKYGBPCは、次世代のグローバルイノベーターや起業家に、都市をスマートで持続可能で回復力のあるコミュニティに変えるための独自のプラットフォームを提供する。第10回LKYGBPCは、持続可能な都市の革新に焦点を当てた下記の分野で、「スマートで持続可能で回復力のある都市を再考する」と題されており、ブロックチェーン、仮想現実と拡張現実、データ分析とAI、IoT、5G、ロボット工学などが適用可能なテクノロジーだ。
- 公衆衛生、健康および安全
- インフラと産業
- 空気、水、食品、廃棄物
- エネルギーとグリッド
- 建築環境と不動産
- 交通とモビリティ
- ガバメントテックとシヴィルソリューション
- サイバーセキュリティ
- その他
コンペティションは、破壊的なテクノロジーまたはビジネスモデルのイノベーションを伴う収益前チームとシリーズAまでの収益創出初期段階のスタートアップの2つのカテゴリーで構成される。参加対象は、すべてのフルタイムの大学生およびポリテクニックの学生と5年前までに卒業した大学卒業生で、参加者はイノベーション、プロダクト、およびサービスのピッチを提出する。
応募締め切りは2019年11月17日で、エントリーの中から、国際的な審査員団が決勝戦に進出する上位50のエントリーを選抜し、上位50のエントリーは、決勝戦に出場するため、シンガポールで開催される1週間の集中プログラムに参加する。50のエントリーのうち、2つのカテゴリーからのトップエントリーがグランドファイナルに進む。これらチームは、2020年3月20日に、それぞれのカテゴリーのグランドファイナルで優勝を目指す。2つのカテゴリーの各優勝チームは、10万シンガポールドルを手にする。
今年のコンペティションでは、社会起業家精神の擁護を目的に捧げられたシンガポール初の財団であるDBS財団によって支持されており、「DBS財団ソーシャル・インパクト・プライズ」が初めて設けられる。財団は、賞金10万シンガポールドルを含む15万シンガポールドル相当の賞金を寄付する。
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