昨今、多くの企業がAIやIoT、RPAなどの新技術を活用したビジネス創出に取り組む中で、企業間連携の重要性が増している。そこで、日本電気株式会社(以下、NEC)は、生体認証、AI/RPA、IoTやITインフラストラクチャなどのNECの技術アセットを活用したソリューションの創出を加速するビジネスパートナー向け施策「NEC共創コミュニティfor Partner」を本年10月1日に開始する。
新施策には、「NEC共創コミュニティfor IoT」「NEC共創コミュニティfor 顔認証」など技術アセットを活用するための以下の8つのプログラム(※)があり、ソリューションの共創や販売連携、パートナー企業同士の連携強化などの支援を行い、パートナー企業のビジネス創出を促進する。
- NEC共創コミュニティfor IoT
- NEC共創コミュニティfor 顔認証
- NEC共創コミュニティfor AI
- NEC共創コミュニティfor RPA
- NEC共創コミュニティfor CLUSTERPRO
- NEC共創コミュニティfor NIAS
- NEC共創コミュニティfor WebSAM
- NEC共創コミュニティfor WebOTX
ソリューションの共創では、NECのデザイン思考フレームワークを活用して、現状の課題共有からビジネスアイデア立案までを無償で支援する「共創ワークショップ」と、アイデアの事業化に向けた仮説検証・技術検証・実証などを有償で支援する「事業化支援サービス」を提供する。「共創ワークショップ」は、社外のコミュニティ型ワークスペース「WeWork」を活用し、外部の企業・ビジネスパーソンとの共創活動で蓄積した知見をアイデア立案に活かす。
また、企業向けショッピングサイト「得選街」を利用した共創ソリューションの販売連携、およびノウハウ共有による技術力強化やアイデア共有による新ソリューション創出といったパートナー企業間でのコラボレーションを促すコミュニケーションサイトの開設など、新規ビジネス確立に向けた包括的なサポートを行う。
なお、新規ビジネスの検討や具体的な商談に対して、NECを含めた複数の企業をマッチングするサービスも順次提供していく予定だ。
NECは、これまで技術アセットごとのパートナープログラムでの経験をもとに、今後は「NEC共創コミュニティ for Partner」を通じて、新たなパートナー企業の加入による拡大を図りながら、「共に創る・共に売る」連携の強化に取り組むとした。
※連携対象となる製品、またはクラウドサービスの契約が必要となるプログラムがある。追加のプログラムとして「NEC共創コミュニティfor SX-Aurora TSUBASA(仮称)」を2020年4月に提供予定。
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