and factory株式会社は、近未来のIoT空間とゲスト同士のコミュニケーションが楽しめる世界とつながるスマートホステル「&AND HOSTEL」を運営している。今回、東京台東区蔵前に「&AND HOSTEL」の9号店「&AND HOSTEL KURAMAE WEST」を明日10月5日に開業する。
蔵前は、伝統あるモノづくり企業と新しいクリエイターが共存する新しいモノづくりの街として注目を浴びている。「&AND HOSTEL KURAMAE WEST」でも、開放的な空間を活かして地域との連携を図り、新たなモノづくり文化の発信に貢献する。
「&AND HOSTEL KURAMAE WEST」では、以下のIoT体験ができる。これらのIoT体験は、専用スマートフォンとスマートスピーカーのいずれからも操作が可能だ。
- スマートIoTステイ
IoTルーム宿泊者には、チェックイン時に鍵ではなく専用のスマートフォンを貸出ししている。独自に開発したIoTプラットフォームアプリ「&IoT」を用いて、ドアキーの開錠施錠、テレビやエアコンなど居室内の様々な家電の操作が可能だ。 - 利用シーンに応じて、瞬時に快適環境を整備
「Wake up!」「Sleep」「I’m home!」「Go out!」「Concentrate」「Relax」の6シーンで、居室内のIoTデバイスが作動し利用シーンに応じた快適環境が瞬時に整う。例えば「Wake up!」モードでは、カーテン、スマートスピーカー、照明、テレビ、アロマディフューザー、空気清浄機の6デバイスが一斉に起動し、起床に適した環境を整える。今後は他の体験シーン開発を進める。 - リアルタイムな情報を通知
センシング技術やクラウドデータとの連携により、天候、防災情報の通知や、ラウンジの混雑状況などリアルタイムな情報を通知する。
なお、and factoryでは、これまで自社で宿泊施設を運営する中でみえた業界の課題をテクノロジーの力で解決するべく、以下3つのサービスを開発している。これらを連携することで、宿泊者の詳細な属性を判別した上での快適な居室環境設定が可能になり、最適なコンテンツ配信、広告配信が最適化される。これらのサービスは他社宿泊施設にも展開している。
- IoTデバイスを一元管理できるプラットフォームアプリ「&IoT」
- 簡易宿所向け宿泊管理システム「innto」
- 月額無料のホテル客室向けタブレットサービス「tabii」
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