近年、IoTが普及し始め、多様で膨大な数のデバイスがネットワークに接続され、得られるデータも増大し、AIや動画、エッジコンピューティング、制御システム用途、情報システム用途等、サーバーに求められる要件も複雑かつ高度化してきた。
そのような環境に対応する為、ぷらっとホーム株式会社は、各種制御システム・エッジコンピューティングに適したマイクロサーバー「OpenBlocks」シリーズの新ラインナップで、マイクロサーバー導入・運用・保守を考慮し、ハードウェア・ソフトウェアを進化させた「OpenBlocks IX9」を開発した。特長は以下の通り。
- 高性能かつ汎用性と拡張性、互換性を備えたハードウェア
- よりパワフルで互換性の高いインテルCPUを採用
過酷な現場に耐えうる堅牢性と、コンパクトな筐体はそのままに、パワフルでクアッドコアのインテルCPUを搭載した。プログラミング時でのCPUバイナリ非互換による様々な問題を回避する。アプリケーションとの互換性を確保している。 - 充実したメモリー、及びストレージを搭載
壊れる要素となりやすい可動部分がなく、8GBの大容量メモリーと消費電力が低いeMMCストレージを採用している。また、オプションでより転送速度が速く大容量のSSDをラインナップしている。
- よりパワフルで互換性の高いインテルCPUを採用
- 様々な機器との接続を考慮した充実のインターフェイス
- マルチネットワークに対応する4ポートのイーサネット
セキュリティポリシーを考慮し構築された複数のネットワークへの参加が出来る。 - RS-232C 機器の制御用として、RJ-45を2ポート用意
RS-232C機器を複数制御できるよう、RS-232C(RJ-45)を2ポート搭載。 - ノートPCからでも接続可能なUSBコンソール搭載
RS-232C(RJ-45)ポートを持たないノートPCなどのUSBポートへの直結が可能で、初期設定や、その後のシステム構築も容易に行える。 - USB3.0を2ポート搭載
動画用カメラやマイク、外付けストレージ等、様々なデバイスと高速な通信での連携が可能で、拡張性が広がる。 - OpenBlocksシリーズ初のMini DisplayPort搭載
AIや動画等、今後、各種ソリューションが高度化し、エッジコンピューティングのデバイス制御現場でも視認確認が必要と想定されることから、ディスプレイ接続用ポートを搭載した。
- マルチネットワークに対応する4ポートのイーサネット
- 使いやすさと高機能、柔軟性を兼ね備えた搭載ソフトウェア
- 使いやすいWeb UIによるLinuxを意識させない操作感
Linuxのコマンドライン操作なしで必要な設定ができる。 - 最新Debian Linux 10搭載
Node-REDを代表とする豊富なLinuxオープンソースソフトウェアが利用可能。 - ソフトウェア資産を活用できるWindows OS搭載モデルをラインナップ
従来のパソコンを利用している産業機器システムからのリプレースが容易だ。 - 各種産業機器システムとの接続を容易にする FW(フレームワーク)ソフトウェア搭載
センサーやデバイスで使われるModbusや、クラウドでWebサーバーとで使われるMQTTやREST等、多様なプロトコルをサポートする。また、標準サポート外のデバイスを接続する場合でも、デバイス・IoTゲートウェイ間通信部分のみの開発でクラウドへデータ送信出来る仕組みも搭載し、導入時のプログラミング工数を大幅に削減できる。 - 強固なセキュリティでの遠隔操作を実現するAirManage2の1年間利用権付属
同社OpenBlocksシリーズ・EasyBlocksシリーズ各製品の死活監視・一括設定変更・アップデート・グループ管理等、様々な操作をhttps暗号化及び同社独自技術によりセキュアに遠隔地から行える。全待ち受けポートを閉じると、ネットワーク内部から存在が見えない状態になり、AirManageからのみ操作を受け付けるステルス設定も可能だ。
- 使いやすいWeb UIによるLinuxを意識させない操作感
同製品の出荷は2020年2月下旬が予定されている。
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