TOP >
ニュース > 商船三井、東京計器と共に新型オートパイロット航路制御機能“ACE” 実船試験にて約1.5%の省エネ効果を確認
株式会社商船三井は、東京計器株式会社と共に、東京計器製オートパイロット航路制御機能“ACE(Advanced Control for Ecology)”の、実船での性能検証試験を実施した。
“ACE”は船の針路の方位を設定することで、風潮等の外乱影響を推定し、航路離脱距離を最小化すべく舵を最適に制御する。これにより、従来の制御方法と比べ、航路離脱距離や変針回数の低減が見込め、省エネ運航を実現する。
商船三井では、運航船から得られるビッグデータを船内で一元的に収集し、安全運航支援、環境負荷低減、効率運航等に役立てるべく、総合船舶運航支援ネットワークの構築を目指している。
今回の検証試験では、このビッグデータ活用の一環として、運航船に搭載している“Fleet Monitor”(※)から得られるデータを解析し、約1.5%の省エネ効果を確認。
商船三井グループは、環境負荷低減、安全運航に寄与する技術の開発および導入に今後も積極的に取り組み、安全、安心な輸送サービスを提供していく。
(※)三井造船株式会社が開発した船舶運航モニタリングシステム。船陸間のインターネットを介して、船内と陸上オフィスで就航船の運航情報を共有しながら、運航管理を行う船陸統合型の情報インフラシステムであり、船舶で収集した実際の運航情報を、船内と陸上オフィスでリアルタイムに共有することで船舶の安全運航支援を可能としている。
【関連リンク】
・商船三井(MOL)
・東京計器(TOKYO KEIKI)
・三井造船(MES)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
生成AI活用ガイド
RAG技術で生産性を向上させるGoogleのAI「NotebookLM」とは?活用法や企業での活用事例も紹介
生成AIで無駄な会議をなくす?議事録にAI活用し「生産的な議論と問題解決の場」へと変革するヒントを紹介
最新の「Copilot」は何ができるのか?Microsoft AI Tour Tokyoで語られた活用方法
NVIDIA、新プラットフォーム「COSMOS」を発表、物理AIの時代における日本の存在価値 ーCES2025レポート2
【無料】デジタルでつながるビジネスの未来|10/18東京、11/14大阪|UCHIDAビジネスITフェア2024|セミナー&展示会
業務で活用されればされるほど企業の差別化要素となるAI実現へ向けた挑戦 ― 砂金氏インタビュー
PwCコンサルティングが「生成AIに関する実態調査2024」を発表、効果を実感している企業の特徴とは
ASUS、AI PC向けソリューション搭載PCを発表 ーCOMPUTEX2024レポート2
NVIDIAが台湾コンピュータ産業を牽引するか ーCOMPUTEX2024レポート1