パナソニック システムネットワークス株式会社(以下、パナソニック)、三井住友カード株式会社、大日本印刷株式会社は、経済産業省の公募事業「IoT推進のための新ビジネス創出基盤整備事業(IoT活用おもてなし実証事業)」の委託を受け、2016年10月より2017年2月まで、関西国際空港(関西エアポート株式会社)、なんばCITY(南海電気鉄道株式会社)、海遊館・天保山マーケットプレース(株式会社海遊館)を実証フィールドとした、訪日外国人に対する高度で先進的な決済・サービス等の新たな旅客体験を提供する実証実験を開始する。
同実証では、「光ID」(※1)・手のひら認証(※2)・レコメンドエンジン(※3)・属性情報連携基盤等の先進技術と、スマートフォンや電子看板・店舗タブレット等のデバイスネットワークを結びつけることによって、訪日外国人に対し「手のひら認証による簡単・便利な決済」「母国語・嗜好にマッチした情報取得」「お店での言葉の壁を超えたショッピング」体験を提供する。
パナソニック、三井住友カードおよび大日本印刷では、同実証をベースに「決済の利便性向上、社会的に有効な情報分析・活用、高いセキュリティを実現する決済・個人認証プラットフォーム」である「トータルウォレット」の具体化に取り組むとともに、2018年社会実装に寄与すべく機能強化・地域拡大を図っていくという。
3社の役割
パナソニック:実証とりまとめ、サービスコンテンツおよびシステム導入とりまとめほか
三井住友カード:加盟店契約、「旅前プロモーション」ほか
大日本印刷:新たな決済方式ゲートウェイほか
※1 「光ID」:LED光源から送信されるさまざまな情報を搭載したID信号(「光ID」)を、スマートフォンのイメージセンサーと専用アプリを用いて高速受信する技術。詳細は、こちらのサイトを参照。
※2 手のひら認証:技術提供パートナー ユニバーサルロボット株式会社
※3 レコメンドエンジン:技術提供パートナー サイジニア株式会社
【関連リンク】
・パナソニック
・パナソニック システムネットワークス(Panasonic System Networks)
・三井住友カード(SMCC)
・大日本印刷(DNP)
・関西エアポート(Kansai Airports)
・南海電鉄(NANKAI)
・海遊館(Kaiyukan)
・ユニバーサルロボット(Universal Robot)
・サイジニア(Scigineer)
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