日産自動車株式会社は本日、8月24日に発売した新型「セレナ」に搭載の自動運転技術「プロパイロット」から着想を得たイス、「プロパイロットチェア(ProPILOT CHAIR)」を製作し、日産のウェブサイトにて動画を公開した。
「プロパイロット」は、高速道路などの自動車専用道路の同一車線において先行車両との車間距離を一定に保つよう制御することに加え、車線中央を走行するようにステアリング操作を支援する自動運転技術だ。今回発表された 「プロパイロットチェア」 は、このプロパイロットの機能を顧客にわかりやすく伝える目的で試作した「行列を自動で進むイス」だという。
日産は、本年2月に自動駐車支援技術「インテリジェントパーキングアシスト」の役割をわかりやすく伝えるために製作した「インテリジェントパーキングチェア」の動画を公開した。今回の動画はその第2弾として公開される。
<コンセプトムービー>
<ストーリームービー>
「プロパイロットチェア」は先行するイスを認識し、一定の距離を保ちながら追従する機能、および指定されたルートに合わせて自動でストップ・アンド・ゴーを行う機能を搭載し、自動操舵で移動する。
新型「セレナ」 に搭載されたプロパイロットがドライバーの渋滞によるストレス緩和に貢献するのと同様に、「プロパイロットチェア」 は人気飲食店の店先等で見られる行列時の起居動作の煩わしさを解消するという。なお、実際のイスの製作は、最先端のデジタルプロモーションを手掛けるインタラクティブカンパニー「BIRDMAN」が担当した。
今回、ソーシャルメディア(SNS)を活用し「プロパイロットチェア」の試用を希望する飲食店等への無償貸与を実施する予定だという。
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・日産(NISSAN)
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