因幡電機産業株式会社は、「情報盤」と「Wi-Fi AP UNIT」について高機能タイプの新製品を同時リリースした。同社は、住宅における情報配線の要となる設備、配線器具をオリジナルブランド「アバニアクト」として開発、販売している。
住宅内のマルチメディア情報配線システムの中枢を担う「情報盤」は新たにATFタイプをリリース。従来を大きく上回る収容力と可変形トレイの取り回しやすさでIoT時代の宅内情報配線をスマートに構築するという。2017年秋発売予定。特徴は以下の通り。
- 可変型カバーでトレイに変更可能
前面カバー下半分を情報機器設置のためのトレイとして利用することができる。これにより、機器数や運用ルールに合わせて柔軟な使い分けが可能。 - コンパクトかつ大容量の収容力を両立
従来(ADタイプ)より横幅約20%スリム化をしつつ、筐体内部構造の見直しと2層構造化によって、さらなる大容量化を実現。設置場所と機器の増設どちらにも柔軟に対応。 - 電源は完全オリジナル設計
ますます増加する電源の必要数に対応し、合計8口を標準セット。安全性、施工性、取り回しのし易さを両立させた完全オリジナル設計。大きめのACアダプタも接続可能。
また、スマホ対応の配線器具埋め込み型「Wi-Fi AP UNIT」は新たに最新規格IEEE802.11acタイプを同時4機種リリース。高速化とさらなる高機能化で、住宅におけるインターネット利用のWi-Fi化を強力にサポートするとしている。2017年6月発売予定。特徴は以下の通り。
- 最新規格 IEEE802.11ac対応
理論値 最大866Mbps、5GHz帯を利用した11ac規格に対応し、Wi-Fiインターネット利用の高速化を実現。 - 2.4GHz/5GHzデュアルバンド
5GHz帯に加え、2.4GHz帯も同時に利用可能。電波の通りにくい場所でもより確実につながる。 - ホッピング機能搭載
最大4台までを電波を中継することが可能。LAN配線がない場所にも電波範囲を拡張させることができる。 - 専用一括キッティング/集中監視ソフト(別売)
複数台のAPをネットワーク上で一括設定可能なキッティングソフトと、導入後の監視運用を容易にする集中管理ソフトを別売にて同時リリース。業者様の運用を強力サポートする。
【関連リンク】
・因幡電機産業(INABA DENKI SANGYO)
・アバニアクト
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。