アプリではじめるアパート経営「TATERU(タテル)」の開発・運営を行う株式会社インベスターズクラウドと株式会社ウフルは戦略的資本業務提携を行った。
インベスターズクラウドの子会社である株式会社Robot Home(以下、ロボットホーム)では、賃貸住宅の入居者、内見希望者などに関わるヒューマンデータや周辺家賃相場、土地推定データ、周辺の空室率などの不動産に関するデータだけではなく、IoTの賃貸住宅に搭載するエッジデバイスデータ等を統合的に集積・分析可能な、データエクスチェンジプラットフォームの構築を目指している。
ウフルは、IoTオーケストレーションサービス「enebular(エネブラー)」を提供している。「enebular」とは、大量のデバイスの管理、クラウドとエッジデバイス開発の簡略化、ネットワーク等の総コスト(TCO)の全体最適化およびエンドツーエンドのセキュリティ担保などのIoTを実現する上での課題を解決するプロダクト。
データエクスチェンジとは、企業間・個人のオープンなデータ交換を通じて、社会に新しい「情報の資産」を生み出すことを意味しており、ビッグデータを利活用した新ビジネス創出や地方創生など社会課題の解決への期待が高まっている。現在、2020年をめどに、官民一体で、業種・組織の壁を超えたデータの共有に必要な制度や事業環境の整備、具体的な事例づくり等が取り組まれている。
今回の戦略的資本業務提携により、ロボットホームの「賃貸住宅キット」にウフルの「enebular」の導入を検討。ウフルのもつIoT領域におけるARMと連携した先進技術やAIを活用したアナリティクス等のノウハウを活用し、インベスターズクラウドのリアルエステートテックで蓄積したノウハウを融合させることで、オーナー向け情報分析管理サービスや、入居・内見希望者向けの情報提供サービス等、IoTを活用した賃貸経営情報の可視化の実現に向け、協業を行っていくとしている。
【関連リンク】
・インベスターズクラウド(investors cloud)
・ウフル(Uhuru)
・ロボットホーム(Robot Home)
・ARM
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