イオンネクストは4月4日、最新のデジタル技術と機能を使った、オンラインマーケットの新ブランド「Green Beans(グリーンビーンズ)」のサービスを今夏に開始すると発表した。
「グリーンビーンズ」は、AI(人工知能)とロボットを駆使した最先端のオペレーションとロジスティクス、パーソナライズされた快適なユーザーインターフェイス、徹底されたコールドチェーンによる高い鮮度管理などで、これまでにないカスタマーエクスペリエンス(CX)を実現し、画期的な買い物体験を顧客に提供する。

サービスは「顧客が便利で簡単に利用できる機能」「顧客に信頼してもらえるサービスの提供」「顧客が買いものするときの選択の支援」を特長にする。
「便利で簡単に利用できる機能」では、使うほどパーソナライズされるUI/UXで、ストレスのない買い物体験ができるようにする。そのほか、過去の購入履歴に基づきAIがおすすめ商品をクリック1つでカートインするスマートカート機能、お気に入りのレシピから必要な商品を簡単に選べる機能、幅広い商品の中から欲しい商品が簡単に探せる検索機能などを提供する。
「信頼してもらえるサービスの提供」は、接客と品質管理の教育を受けた専任スタッフ(デリバリークルー)による質の高い配送サービスを提供。また、時間管理や温度管理に加え、独自のラッピングで、産地から顧客の玄関先に届けするまで途切れることなく温度管理を徹底し、一週間鮮度保証の野菜を届けるサービスなどを行う。
「選択の支援」については、レシピなどのリッチコンテンツ、SNSでの情報発信に加え、冷凍食品、大容量商品、ご当地品などの独自性の高い商品をそろえ、AIによる売り上げ予測と厳密な在庫管理で低い欠品率を実現する。
ブランド名は「緑(グリーン)」が持つ「新鮮さ」「健康」「再生」「平和」の意味、「環境配慮」「豊かさ」の象徴と「ビーンズ(豆)」の持つ「豊かさ」と「幸せ」の象徴を組み合わせて名付けた。サービスは2019年にイオンと提携した英国テクノロジー企業のOcado Group plc(オカド・グループ)の子会社、Ocado Solutions(オカド・ソリューションズ)と共に行う。
イオンネクストでは、サービス開始とともに、2021年に千葉市の緑区誉田町に建設を着手した、最先端のAIとロボティクス機能を導入したイオン初の顧客フルフィルメントセンター(CFC)も稼働させる。
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