コネクテッドロボティクス、食産業向けロボット開発と量産体制構築で17億円を資金調達

食産業向けロボットサービス開発・販売のコネクテッドロボティクスは2月28日、資本業務提携を軸として、寺岡精工やホシザキなどが出資するシリーズBラウンドから総額17億円の資金調達を行ったと発表した。

コネクテッドロボティクスは、食産業に特化したロボティクスサービスの開発と量産体制の構築、業務提携によるオープンで強力な事業体制の整備と推進、事業成長のためのキーポジションとなる人材確保を目的に、今回、資本業務を行った。

同社は、これまで、たこ焼きロボット、ソフトクリームロボット、そばロボット、BES(ボイラーエコシステム)、フライドポテトロボットなど飲食業向けロボットを開発・販売。2021年からはAI食品検査、盛付ロボット「Delibot」、蓋閉ロボットなどの食品工場向けロボットやサービスも手掛けている。

シリーズBラウンドは、寺岡精工、ホシザキ、菊池製作所、三菱HCキャピタル、アグリビジネス投資育成、安川電機が出資。あおぞら企業投資、静岡銀行、山梨中央銀行、日本政策金融公庫、商工組合中央金庫が融資を担当する。

コネクテッドロボティクスでは、シリーズBラウンドに出資する食産業分野で実績を持つ企業との連携を深め、今回調達した資金と提携で、食産業を革新するロボティクスサービスの開発と量産体制を構築するとしている。

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