M-SOLUTIONS株式会社(以下、M-SOL)は、ソフトバンクロボティクス株式会社が提供する人型ロボット「Pepper」の外部ロボアプリを簡単に呼び出す機能を開発し、三井不動産レジデンシャル株式会社・JX不動産株式会社の新築分譲マンション「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」のモデルルームに設置されているPepperに導入したと発表した。
ロボアプリ呼び出し機能について
Pepperには、さまざまなロボアプリのダウンロードが行えるロボアプリストアが用意されている。好きなロボアプリが見つかれば、タップするだけでダウンロードが可能で、ダウンロード後は自動的にインストールされ、Pepper でそのロボアプリを楽しむことができるようになる。
しかし、ロボアプリストア上で提供されているロボアプリはそれぞれが単体の機能であるため、Pepperの自然な動作やセリフ付きでロボアプリを呼び出すようにする場合は、システム開発会社が開発知識や時間を使って、設定を個別開発する必要があった。
今回M-SOLでは、ダウンロードしたロボアプリを簡単な設定でいつでも呼び出せる機能を開発。この機能を利用することにより、ロボアプリ呼び出し設定の個別開発が必要なくなるため、低コスト且つ時間をかけずにPepperのコンテンツを充実させることが可能となる。
さらに、呼び出して利用できるロボアプリの追加・削除など変更も可能で、常に新しいコンテンツを顧客自身で設定することができ、Pepperコンテンツの多様性の拡張を実現する。
今回開発された機能は、新築分譲マンション「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」のモデルルームに設置されているPepperで、2016年5月14日より利用が開始されている。
今後は、今回開発された機能のサービス化により、顧客からのご要望が多かった既存ロボアプリの活用と、システム開発会社の負荷軽減により、多くの顧客の利用だけでなく、多くの開発技術者の開発促進につながるサービスとして市場の活性化に貢献していくという。
【関連リンク】
・エムソリューションズ(M-SOLUTIONS)
・ソフトバンクロボティクス(SoftBank Robotics)
・三井不動産レジデンシャル(Mitsui Fudosan Residential)
・JX不動産(JX Nippon Real Estate)
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