人工知能テクノロジーを取り入れた対話システムの開発をしている株式会社Nextremerは、マ ルチモーダル対話エンジン〝AI-Galleria”を用いた対話ロボット「AI-Samurai」を開発した。
AI-Samuraiには複数の人工知能技術が搭載されている。例えばOpen CVを用いた顔認識、Deep Learningを用いた個人認識、そしてCore NLPを用いた自然言語処理、アクチュエーターの駆動が可能。また、会話履歴や取得した画像データは機械学習され、話者に適した会話にな るよう最適化を実施する。
2016年3月に行われるSXSW Interactive 2016を皮切りに、AI-Samuraiは、理論的に構築されたA.I.ではなく、ロボットが実際の体験から学ぶA.I.を作り上げることを目指し、リアルな対話チャネルを求めて世界を行脚する。
【プロモーション映像】
【システム概要と特徴について】
AI-Samuraiにはコアとなるシステム、「A.I. Galleria」が搭載されている。このシステムは人とコンピュータがコミュニケーションをする為に開発された。
人の脳の神経細胞は、刺激に対して電気を伝達して様々な処理を行っている。特に記憶回路に関しては、大きく分けて2つある。1つ目は、処理は早いが忘却も早い“短期記憶”、2つ目は、処理は遅いが忘却も遅い“長期記憶”だ。
対話においては全ての会話を記憶しているのではなく、すぐに忘れるものと長く記憶するものをリアルタイムに整理する必要がある。対話を効率的に進めるためには、この2つの機構が必要となっている。AI-Samuraiと人との対話をより効率的に進める為に、記憶時間の違うデータストレージをシステム化することで、このアナロジーを実現している。
【AI-Samuraiについて】
世界各国で開催されるイベントにて来場者に会場案内やゲームナビゲーション、レコメンドなどを行う目的で製作が開始された。
国内での露出は2015年 10月30日に開催された「第6回対話システムシンポジウム(第75回 人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SIG-SLUD))」のセッションにて初公開となった。
また、来年には米ロサンゼルスで開催予定のJAPAN EXPOとのA.I.協定記者会見にも出展予定。正式には、2016年3月に行われるSXSW Interactive 2016を皮切りに、リアルな対話チャネルの探求のためワールドツアーを敢行する。
■仕様
・サイズ:高さ1980(㎜)、幅500(㎜)、奥行き420(㎜)
・カメラ:720p HD webカメラ搭載
・マイク:超指向性マイクロフォン
・駆動:最大トルク67(㎏・㎝)、サーボモータ×3、自由度 腕2(dof)、首1(dof)、計3(dof)
・基本機能:英語での簡単な対話、個人の顔認識、腕や首による応答
・構成技術:CoreNLP、OpenCV、Deep Learningなど
【関連リンク】
・株式会社Nextremer
・AI-Samurai
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