「CRESNECT(クレスネクト)」とは、様々なパートナー企業と協業して空気・空間にまつわる新たな価値やサービスを生み出す協創型プラットフォームだ。
ダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)が2018年2月に発表したこのCRESNECT構想は、賛同企業が集まり、2018年7月には業界の垣根を超え、株式会社オカムラ、ソフトバンク株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、三井物産株式会社、ライオン株式会社とダイキンの6社共同で、CRESNECTを活用した「未来のオフィス空間」づくりを目指すプロジェクトが発表された。
今回、同プロジェクトに、新たに清水建設株式会社、セイコーエプソン株式会社、株式会社丹青社、野村不動産ホールディングス株式会社、モンデリーズ・ジャパン株式会社の5社が加わることが、株式会社point0により発表された。point0は、CRESNECTを活用したソリューションを生み出すべく誕生した企業である。
CRESNECTの第1弾プロジェクトである「point 0 marunouchi」は、「未来のオフィス空間」を実現していくための会員型コワーキングスペースだ。今回、既存9社に加え、新たに同5社がプロジェクトに加わり、より幅広い異業種間でのオープンイノベーションによる新たな空間ソリューション開発を行う。
各社の最新技術やデータ、ノウハウを活用し、オープンスペースや会議室、仮眠ブースなどで、多様な働き方に合わせた空間コンテンツを導入し、実際に働く人の動きや生体情報、設置機器等の運転データを収集・分析し、コンテンツの高度化や新しいサービスの創出に取り組む。各新規参画企業の参画目的は以下の通り。
- 清水建設
・point 0 marunouchiを活用したスピーディーな技術検証と市場への展開
・多様な参画企業とのオープンイノベーションによる新価値創造、継続的な価値向上 - セイコーエプソン
・資源も、働き方も、環境も持続可能にするオフィスの次のカタチ「環境配慮型オフィス」の実現
・参画企業との協創を通じた「未来のオフィス空間」における新しいドキュメントサービスの創出 - 丹青社
・point0での協創、実証実験を通じ、デジタルトランスフォーメーション時代の新しい空間づくりに挑戦
・各参画企業との協創によるIoTを活用した空間ソリューションを開発 - 野村不動産ホールディングス
・デジタルトランスフォーメーションの推進による、新たな付加価値の創造
・IoT技術やAIソリューションを活用した、生産性の高いワークスペースの実現 - モンデリーズ・ジャパン
・point 0 marunouchiで「仕事中にガムを噛むベネフィット」を検証し、働き方の多様性を実現
・多種多様な参画企業との取り組みによる、「新しい価値の創造」と「働き方改革」への貢献
なお、point 0 marunouchiに参画している既存企業9社は以下の通り。
- ダイキン工業株式会社
- 株式会社オカムラ
- パナソニック株式会社
- ライオン株式会社
- TOTO株式会社
- アサヒビール株式会社
- TOA株式会社
- 株式会社MyCity
- 東京海上日動火災保険株式会社
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。