ダイキンが提案する、空気・空調の新しい価値 —CEATEC JAPAN 2018レポート2

空気が食事をおいしくする

最後に、ダイキンの「食事をおいしくする空気」の取り組みを紹介する。

食事の快適さとおいしさは、室内の環境に大きく左右される。たとえばコース料理においても、前菜やスープ、肉、魚、デザートなどのメニューによって、適切な室内環境は異なるのだ。

そこでダイキンは、食事に合わせて空気の環境を制御するソリューションを開発中だという。

ダイキンが考える空気・空調の未来像 —CEATEC JAPAN 2018レポート2
ガラスの窓の奥の部屋では、「最もワインがおいしく飲める室内環境」に保たれている。

今回、その一例として紹介されていたのがワインだ。ワインは空間の温度と湿度によって味わいが大きく異なる。その違いを、「ワインが最もおいしくなる室内環境(温度と湿度)」に保たれた部屋と外の展示会場の環境で飲み比べるという体験型デモンストレーションを行っていた(上の写真)。

ブース担当員によると、温度や湿度がワインそのものに与える影響については多くの知見があるが、ヒトの味覚においてはまだデータが足りないという。

そこで、温湿度の他にワインを飲んだヒトの感想やバイタルデータなども合わせて、AIを活用した分析などを行うことで、ヒトが最も食事をおいしく味わえる空気を創り出すことを目指している。

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