オプテックス、駐車場の満空情報を把握できるワイヤレス満空管理システム発売

観光地、ショッピングモール、イベント会場、ロードサイド店舗などに併設している駐車場の多くは、駐車料金を徴収しない無料駐車場で、全国に500万車室以上ある。

これらの駐車場は、週末や祭事期は、車であふれており、空いている駐車場があるのか、また駐車場内のどこが空いているのか、本来の目的地にたどり着く前にドライバーが疲弊してしまうことは少なくない。

また、施設側は、渋滞や混雑を防ぐために誘導員を配置しているが、その誘導員も労働人口の減少による人手不足、人件費の高騰による運営費増加という課題となっている。

オプテックス株式会社は、観光地、ショッピングモール、イベント会場、ロードサイド店舗などに併設する駐車場の満空情報を可視化するワイヤレス満空管理システムを、実証実験後の本年秋に発売する。

オプテックス、駐車場の満空情報を把握できるワイヤレス満空管理システム発売
運用イメージ

「駐車場全体の満空」や「具体的な空き車室」の情報は、ドライバーの利便性を向上するとともに、施設駐車場の交通誘導員のスムースな誘導につながり、また渋滞や混雑の緩和、集客機会を逃さない施設運営をサポートする。

また、同システムは現地の満空表示灯の切り替だけでなく、上位システムと連携することができるため、遠隔地からPCやスマホで満空情報を確認できるシステムへと応用が可能だ。

事前に満空を確認できることで、満車の場合は別の駐車場へ効率的にドライバーを誘導することが可能になるとともに、車の列や混雑具合をみて、入店することをあきらめていた利用者の集客機会の損失を軽減することが期待できる。

加えて、入庫待ち車両による周辺道路の渋滞軽減も期待されていることから、近隣住民への迷惑やその結果として行政指導を受けるリスクを低減すると考えられている。

オプテックスのワイヤレス満空管理システムは、ワイヤレス式の機器構成となっているため、高額で大がかりな埋設工事や配線の引き回しの必要がない。

そのため、短い施工期間で運用を開始することができるほか、稼動中の施設でも施工がしやすいため、満空管理システム導入のハードルを下げることが期待されている。

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