TOP >
スマートシティ > アクセルマークとMomo、IoTセンサーを活用した積雪深計測の大規模実証実験を実施
日本は世界で有数の雪国であり、国土の約半分、おおよそ2,000万人(※)が豪雪地帯で暮らしている。これらの地域において、適切な除雪作業を行うために積雪状況の把握は重要な工程であり、多くの自治体では自治体職員や地域住民による目視での確認が行われている。一方で全国的な人口減少、高齢化に伴う人手不足や、深夜や早朝の見回り負荷の軽減、天候の急激な変化に対応するため、より効率的でリアルタイム性の高い確認手段が求められている。
こうした中、アクセルマーク株式会社と株式会社Momoは共同で、除雪の効率化を目的としたIoTセンサーを用いた積雪深計測の実証実験を行う。2020年度の商用化を見据え、本年度は会津若松市をはじめとした30自治体での大規模実証実験を行うと発表した。
同実証実験では、Momoが開発したネットワーク型積雪深センサーとアクセルマークが開発したクラウドシステムを用いて、観測地点の積雪状況を24時間リアルタイムに可視化し、パソコンやスマートフォンから、いつでも情報取得できる。これにより、積雪の目視監視が不要となり、観測された情報をもとに除雪車の運行管理を行うことで、より効率的な除雪作業が実現できる。また、降雪から除雪までのスピードを大きく向上させることが可能だ。
同実験は、2019年11月以降順次開始し2020年3月まで行われ、積雪深センサー3機と積雪深観測用システムが無償で貸出しされる。
※出典:国土交通省「豪雪地帯・特別豪雪地帯の指定」
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
DXトレンド解説
メタバース、VR・ARの基礎と活用事例
ウェアラブルとは?ウェアラブルデバイスのビジネス活用事例10選
DXとは?本質をわかりやすく解説
IT、IoTとICTとの違い
スマートホームの基礎とトレンド
VUCA時代を生き抜くための、デジタルトランスフォーメーションとIoT
国内・海外スマートシティDX事例10選
都市のDXが進む「スーパーシティ」構想とは?