富士通株式会社は、インドネシアにおける高度化したネットワークインフラを活用したデジタルビジネスの共創を目的とし、PT. Telekomunikasi Indonesia, Tbk.(以下、テレコムニカシ・インドネシア)と2年間の戦略的パートナーシップに関するMOUを締結した。
両社は今後、同MOUに基づきIoTをはじめとした様々な最先端技術を活用し、スマートシティやヘルスケア、製造、物流などの分野において両社の強みを活かしたデジタルソリューションに関する市場調査・企画検討から、開発・実証までを共同で行い、新規ビジネスの共創に取り組んでいく意向だ。
2億5,000万人の人口を抱えるインドネシアでは、近年、大容量通信が可能なブロードバンドネットワークの整備や、スマートフォンの普及によるインターネット利活用の拡大など、今後、社会全体でさらなるデジタル化の進行が見込まれているという。そのような背景の下、富士通は80年にわたってネットワークシステムに携わり、その知見とともにICTソリューションを継続的に提供し、今回インドネシアでのデジタル社会の発展に向けてテレコムニカシ・インドネシアとデジタルビジネスを共創していくことで合意した。
富士通は同MOUに基づき、現地法人PT. Fujitsu Indonesiaと連携し、テレコムニカシ・インドネシアと以下の取り組みを共同で実施していく。
- IoTをはじめとした最先端技術、ソリューションに関する技術仕様、システム、サービス性能の検証
- 市場調査を含むビジネスモデル・サービスモデルの共同検討
- コンセプトの実証
- 調査・検討をもとにしたサービス共創
提供:富士通
【関連リンク】
・富士通(FUJITSU)
・テレコムニカシ・インドネシア (Telkom Indonesia)
・富士通インドネシア(Fujitsu Indonesia)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。