佐川急便「Xフロンティア」に自律走行型、自動搬送ロボット導入

物流倉庫において、不定形の貨物搬送オペレーションは、自動仕分け機で搬送することができないため、人による仕分け、台車での搬送が行われていた。

また、過去にもロボットによる自動化を試みるものの、倉庫内は24時間絶え間なく荷物と人が行き交うため、臨機応変に搬送行程を効率化することが困難であった。

そこで、SGホールディングスグループの佐川急便は、次世代大規模物流センター「Xフロンティア」内の佐川急便中継センター3階において、LexxPlussの自動搬送ロボット「Hybrid-AMR」を2022年12月1日より12台導入した。

自動運転と自律的な障害物検知や回避ができるAMR(Autonomous Mobile Robot:自立走行搬送ロボット)技術と、AGV(Automated Guided Vehicle:無人搬送車)の技術を併用したロボットだ。

搬送先の状況に合わせ、規則正しく荷物を駐車する「自動整列駐車機能」や、空台車を回収する「空台車回収機能」なども実装しているという。

他にも、 「Konnectt」と呼ばれる走行管理システムで、5台以上のロボットを一括管理することもできるため、大規模な自動化にも対応可能ということっだ。

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