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5月18日、インテルは輸送中の資産追跡やインサイトを提供するロジスティクス用Intel® Connected Logistics Platform (Intel® CLP)というプラットホームを発表した。同時に、Intel® CLPプラットホーム上で動いているハネウェルのConnected Freightソリューションが発表された。
世界中のロジスティクス・輸送サービス業者の最大課題は物流の不透明性であり、貨物の紛失や生鮮食品の腐敗によって膨大な損金が発生している。インテルのCLPソリューションはこの課題を解決するために開発された。
ハネウェルの Connected FreightソリューションがスケーラブルIoTアーキテクチャーやインテルCLP、資産ごとやパケージごとに付着するセンサからなっている。同センサがセルラーあるいはWifi技術でゲートウェイに繋がり、各貨物の現在位置や環境状況(温度、湿気、振動や揺れ、傾斜、圧力、光の照 射など)のリアルタイムアップデートを提供する。プラットホームが発信するアラートに基づいて、ロジスティクス業者や配送会社がリアルタイムで意思決定し、運用コストの削減や関連資産の最大活用、サービス向上などが可能になる。
企業が将来の運営計画作成や予測に収集された細かいデータを利用し、あり得る課題を積極的に避け、全体サプライチェーンの効率化できる。
このようなスマート輸送で集められたデータが商品追跡だけではなく、需要が変わった場合、経路変更や破損された輸送物を遮るなど、もっといいビジネス決定が可能になる。また、数千件の輸送データの分析に基づいて、ロジスティクスサービスプロバイダーが破損や延長が発生する経路を予測し避けることで信頼性が高い供給網を実現する。
Source: Intel
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。
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