TOP >
DX > ソフトバンク、次世代デジタルインフラに関する研究開発を開始
ソフトバンク株式会社は、次世代デジタルインフラに関する研究開発を開始し、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」)と共同で、次世代デジタルインフラの基になる超分散コンピューティング基盤に関する研究を推進することを発表した。
この研究では、「データが広域に分散している環境で、一定の時間内に処理を完了する確度を高める技術」「現実世界から多種多様かつ大量のデータを取り込み、処理する技術」「複数の場所から生み出されるデータを一定時間内に安全に連携する技術」の開発を行い、これらの技術を組み合わせて提供するモデルの構築と実装を行う。また、研究開発の成果を広く普及させるための戦略の立案し、推進していく。
研究によって、超分散コンピューティング基盤が実用化することで、企業や組織ごとに分散しているデータを共通の基盤で連携させて、さまざまな分野のデジタル化を実現することが可能になる他、分散した計算資源やネットワーク資源を一体で扱うことで、データを利用したいユーザの近くで処理するなど、最適な場所で最適なデータ処理を行うことが可能になる。
研究開発の概要イメージ
また、増加するデータトラフィックを分散して処理することで、消費電力を抑えることが可能になり、カーボンニュートラルの達成に貢献することも期待されている。
これにより、例えば、自動運転の車両データや交通データ、信号データなどの連携によって、AI(人工知能)を活用した未来予測で交通事故がない社会を実現したり、人流データや気象データからの需要予測によって、効率的な生産や配送を可能にし、無駄がないサプライチェーンの実現を目指しているという。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
生成AI活用ガイド
生成AIで営業データを使える知見に変えるには?業務別の生成AI活用方法と事例を紹介
OpenAIからAIエージェントを簡単につくれるノーコードツール「Agent Builder」が登場
営業ロープレにAIを活用する方法と課題とは?ChatGPTでできる実践法や成功事例も解説
生成AIで契約書の「リーガルチェック」 知らないと損するGoogleのGem活用術
Excel×AIで生産性を向上させる方法、課題別のツール比較や活用事例も紹介
RAG技術で生産性を向上させるGoogleのAI「NotebookLM」とは?活用法や企業での活用事例も紹介
生成AIで無駄な会議をなくす?議事録にAI活用し「生産的な議論と問題解決の場」へと変革するヒントを紹介
最新の「Copilot」は何ができるのか?Microsoft AI Tour Tokyoで語られた活用方法
NVIDIA、新プラットフォーム「COSMOS」を発表、物理AIの時代における日本の存在価値 ーCES2025レポート2