TOP >
ロボティクス > ユアサ商事とThinker、薄く繊細なプロダクト向けに近接覚センサーを用いた吸着式ロボットシステムを開発
従来のカメラシステムに頼ったロボットハンドでは、クッキーや煎餅、薄型の樹脂成型品、金属部品のような一部の繊細なプロダクトに関しては、対象物に対する距離感の把握が難しいことから、破損や損壊などを引き起こすことが少なくなかった。
そこで株式会社Thinkerとユアサ商事株式会社は共同で、近接覚センサーを活用して、繊細なプロダクトにに最適な独自のロボットアームシステムを開発した。
このロボットアームシステムは、吸着パッドを用いつつ、その場でそのつど非接触のまま対象物の距離や姿勢を把握できるThinkerの「近接覚センサー」を活用することで、破損や損壊リスクを軽減している。
近接覚センサー
今後は、製造現場での実証試験を経て仕様を確立し、早期の製品化を目指すとしている。
なお、近接覚センサーを用いたこのロボットシステムは、2024年7月5日〜6日に開催される「関東グランドフェア2024」で展示され、煎餅のばら積みピッキングのデモンストレーションを実施する予定だ。
[ロボットアームシステムの紹介動画]
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
DXトレンド解説
メタバース、VR・ARの基礎と活用事例
ウェアラブルとは?ウェアラブルデバイスのビジネス活用事例10選
DXとは?本質をわかりやすく解説
IT、IoTとICTとの違い
スマートホームの基礎とトレンド
VUCA時代を生き抜くための、デジタルトランスフォーメーションとIoT
国内・海外スマートシティDX事例10選
都市のDXが進む「スーパーシティ」構想とは?