TOP >
ロボティクス > FUJIとSMFL、「AI 搭載 廃棄物選別ロボット」を大成ロテックの合材工場へ導入
建物や道路などの社会インフラは、その改修や解体時に発生するがれきの大部分がリサイクルされている。この過程において、中間処理施設での選別作業は、再生製品の品質確保や選別後廃棄物の有効利用など、リサイクル事業において不可欠であり、重要な工程の一つだ。
しかし、現在リサイクルできない不純物の一部は、騒音や粉塵などの過酷な環境下で手作業で除去する必要があり、労働力不足と作業安全性の確保が課題となっている。
現状の手作業工程の様子
こうした中、株式会社FUJIと大成ロテック株式会社は、三井住友ファイナンス&リース株式会社(以下、SMFL)が提供するSDGsリース「みらい2030」の枠組みを活用し、FUJIが開発したがれき類に混入した不純物を自動除去する「廃棄物選別ロボットR-PLUS」を、大成ロテックの産業廃棄物中間処理施設に導入することを発表した。
「廃棄物選別ロボットR-PLUS」は、AIを使用してがれきに混入した不純物を正確に検出し、新開発のピッキングチャックで除去するロボットだ。
「廃棄物選別ロボットR-PLUS」が不純物を除去している様子
設置は、傾斜角度0~20°までの既存のベルトコンベアの上に置くことで利用することができる。また、オプションとして、クラウドによるリモート管理システムを搭載しており、インターネット環境を整えることで利用可能だ。
なお、大成ロテックの産業廃棄物中間処理施設に導入された「廃棄物選別ロボットR-PLUS」は、2024年11月に稼働を開始する予定であり、FUJIとSMFLは、「廃棄物選別ロボットR-PLUS」の普及を目指す業務協定を2024年7月に締結しているとのことだ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
生成AI活用ガイド
OpenAIからAIエージェントを簡単につくれるノーコードツール「Agent Builder」が登場
営業ロープレにAIを活用する方法と課題とは?ChatGPTでできる実践法や成功事例も解説
生成AIで契約書の「リーガルチェック」 知らないと損するGoogleのGem活用術
Excel×AIで生産性を向上させる方法、課題別のツール比較や活用事例も紹介
RAG技術で生産性を向上させるGoogleのAI「NotebookLM」とは?活用法や企業での活用事例も紹介
生成AIで無駄な会議をなくす?議事録にAI活用し「生産的な議論と問題解決の場」へと変革するヒントを紹介
最新の「Copilot」は何ができるのか?Microsoft AI Tour Tokyoで語られた活用方法
NVIDIA、新プラットフォーム「COSMOS」を発表、物理AIの時代における日本の存在価値 ーCES2025レポート2
【無料】デジタルでつながるビジネスの未来|10/18東京、11/14大阪|UCHIDAビジネスITフェア2024|セミナー&展示会