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人工知能(AI) > FRONTEO、経済安全保障対策AIソリューション「KIBIT Seizu Analysis」に新機能を追加
経済安全保障対策では、複雑につながり合う膨大な量のサプライチェーンや株主支配などのネットワークの解析が不可欠である一方、そうしたつながりが多段に及ぶほど、ネットワーク図は広大となり、確認作業は困難となる。
そこで株式会社FRONTEOは、同社が開発した特化型AI「KIBIT(キビット)」を搭載した、経済安全保障対策AIソリューション「KIBIT Seizu Analysis(キビットセイズアナリシス)」をバージョンアップし、経済安全保障対策の高度化を実現する新たな機能を実装したと発表した。
今回のバージョンアップでは、主にネットワーク消し込み機能とタグ付け機能を追加した。これにより、ユーザは経済安全保障対策の成果やエビデンスを同ソリューションに反映させることができるようになった。
ネットワーク消し込み機能では、KIBITが描出するネットワークから不要な経路をユーザが削除し、主要箇所のみを表示させる。これにより、経済安全保障上の懸念がないと確認された企業などで構成される経路や、事業活動において重要度の低い経路を非表示とすることが可能だ。
ウイグル強制労働防止法による制裁対象企業X社と、起点企業A社とのTier3における取引関係をデューデリジェンスした例
一方、タグ付け機能では、ユーザが自社の調査観点に応じたタググループおよびタグを設定することにより、特定の条件に該当する組織やそのつながりなどを検索・抽出できるようにする。調査過程で判明したエビデンスや対策、リスクなどの情報をテキスト形式で付与することで、経済安全保障対策の成果の蓄積・活用を促進する。
左:自動車メーカにおけるタググループ/タグの設定例 右:自動車メーカのTier1バッテリーメーカへのタグ付け例
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