株式会社ROBONは、同社が提供するメタデータを一元管理できるデータマネジメントプラットフォーム「Mashu(マシュ)」と、メシウス株式会社が提供するノーコード開発・運用基盤「Forguncy(フォーガンシー)」との連携機能の提供を開始することを発表した。
「Mashu」は、企業に散在するデータを、メタデータ管理を中心に据えて管理するデータマネジメントプラットフォームだ。
一方「Forguncy」は、業務システム周辺のIT課題を解決するノーコード開発・運用基盤だ。
今回両製品の連携により、「Forguncy」で作成されたアプリケーションのテーブル情報を「Mashu」でカタログ化することで、どのアプリケーションにどのようなデータが存在しているかを把握し、データ構造を横断的に可視化・管理できるようになる。

これにより企業は、業務部門による自由なアプリ開発とIT部門による統制の両立が可能となるほか、特定の担当者しか知らなかったデータ構造が可視化されることで、知識の共有を促進する。
また、異なるノーコードツール間でも一元的なテーブル定義管理が可能だ。そのため、将来的に他のノーコードツールが導入された場合でも、「Mashu」を中心とした一元的なデータ管理が期待できる。
メシウス株式会社のEnterprise Solutions事業部 事業部長である山崎顕由氏は、「業務部門が主体的にアプリケーションを作成する流れは、DX推進において不可欠な要素となっている。一方で、組織全体でのデータ構造の把握や統制といった運用面での課題も顕在化している。今回のMashuとの連携は、そうした現場の創造性と組織全体の統治性の両立を支援する重要な取り組みだ」とコメントしている。
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