ユアサ・connectome.design・山洋電気・ティーアイジー、金属製品に特化したAI検査装置を開発

ユアサ商事株式会社、connectome.design株式会社、山洋電気株式会社、株式会社ティーアイジーは共同で「AI外観検査装置 F[ai]ND OUT(ファインドアウト)シリーズMEX TYPE-S」を開発した。

「F[ai]ND OUT MEX TYPE-S」は、自動車産業などで使われるシャフト(軸)部品が品質基準を満たしているかどうかを確認する工程である「シャフト検査」をはじめ、金属製品に特化したAI検査装置だ。投影による寸法検査において最大100箇所同時に測定し、加えて外観検査をワンパッケージで提供する。

ユアサ・connectome.design・山洋電気・ティーアイジー、金属製品に特化したAI検査装置を開発
「F[ai]ND OUT MEX TYPE-S」の概要図

具体的には、シャフトの撮影画像をAIが分析し、キズ、打痕、切粉などを画像で示すとともに、NG判定で通知する。

AIに関しては、検査精度を重視したいケースや高速に検査したいケースなど、用途に応じて最適な学習方法を選択することができる。

さらに、新しく撮像したデータを追加・複製したデータセットでOK\NG基準を変えて学習させることで、AIモデルの精度を向上させることができる。検査結果からデータなどをチェックして、学習データセットと追加することが可能だ。

ユアサ・connectome.design・山洋電気・ティーアイジー、金属製品に特化したAI検査装置を開発
学習データセットの作成機能の画面イメージ

今後は、様々な金属製品での外観検査に対応できるよう開発を進めていくとしている。

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