Quantum Meshとugo、ロボットとエッジAIの最適連携モデルを検証し2026年内にサービス化へ

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Quantum Mesh株式会社ugo株式会社は業務提携し、ロボットとエッジサーバ連携によるエッジコンピューティング基盤構築に取り組むことを発表した。

同提携では、Quantum Meshが提供する液浸冷却システム「KAMUI(カムイ)」を用いた分散型エッジデータセンタと、ugoのロボットがネットワークを介して連携する。

これにより、ロボットが生成・収集する操作ログやセンサ情報、模倣学習データなどをエッジサーバに送信し即時処理することができ、従来クラウドサービスへ送信していたデータ処理を現場設備内で完結し、情報漏洩リスクの低減にもつながる。

両社は、年内をめどに実際の生産現場における実証実験に着手し、ロボットとエッジAIの最適連携モデルを検証、2026年内にサービス化し、安全で効率的なスマートファクトリーの全国展開を目指します。

ugoの代表取締役CEOである松井健氏は、「製造現場でのロボット利活用を通して取得される様々なデータは現場の重要な機微情報であり、低遅延かつセキュアに管理する構成が不可欠。今回の提携により、分散型エッジデータセンタに強みを持つQuantum Meshと、工場内のエッジでリアルタイムに処理・蓄積できる環境を整え、データの持ち出し最小化と運用信頼性を両立する。」とコメントしている。

また、Quantum Meshの代表取締役である篠原裕幸氏は、「業務現場で生成される高精度な動作データや環境センサデータは価値ある資産だ。今回の提携により、ugoが生成するロボティクスデータと、弊社のセキュアなエッジ処理環境を融合させ、これまでクラウドで処理されてきたデータを、ロボットが稼働する現場のすぐ近くで安全に扱える環境を整える。」と述べている。

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