TOP >
要素技術 > CTC、生成AI活用しレガシー資産を近代化する独自サービス「re:Modern」を提供開始
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は、レガシーシステムのモダナイゼーション(近代化・最適化)を支援する独自サービス「re:Modern」の提供を開始した。
同サービスは、COBOLで構築されたメインフレームなどのシステムを、CTCが独自に構築した移行支援機能により、Javaへ変換するものだ。
言語の変換に加え、運用フェーズまでを見据えた設計で、要件定義から保守・教育支援までを伴走型でサポートする。
また、生成AIを用いて、既存の設計書やプログラムから処理内容を理解し、適切なコメントを変換後のコードに自動反映する機能も備えている。
これにより、COBOLの専門知識がない開発者でも既存システムの処理内容を把握しやすくなり、属人化の解消に加え、システムの新旧比較やJava開発者による旧システムの理解支援など、リビルド(既存システムを参考に再構築する開発手法)時の活用にもつなげる。
なお、Javaへの変換後に必要となる補助機能(ライブラリ)には、特定製品ではなく、制約のないオープンソースソフトウェアを採用している。
「re:Modern」の概要図
今後もCTCは、PL/IやRPG、PL/SQLなどのレガシー言語の変換対応に加えて、Node.jsはじめとするクラウドに適したモダン言語への対応や、オープンレガシーのバージョンアップ・マイグレーションも進めていくとしている。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
生成AI活用ガイド
生成AIを顧客アンケートの設問設計・分析に活用するには?ChatGPT・Geminiを活用して精度を検証してみた
生成AIで情報収集はどこまで自動化できる?ChatGPTやZapierを活用した自動化システム構築方法を解説
生成AIで営業データを使える知見に変えるには?業務別の生成AI活用方法と事例を紹介
OpenAIからAIエージェントを簡単につくれるノーコードツール「Agent Builder」が登場
営業ロープレにAIを活用する方法と課題とは?ChatGPTでできる実践法や成功事例も解説
生成AIで契約書の「リーガルチェック」 知らないと損するGoogleのGem活用術
Excel×AIで生産性を向上させる方法、課題別のツール比較や活用事例も紹介
RAG技術で生産性を向上させるGoogleのAI「NotebookLM」とは?活用法や企業での活用事例も紹介
生成AIで無駄な会議をなくす?議事録にAI活用し「生産的な議論と問題解決の場」へと変革するヒントを紹介