株式会社オプティムは、オンプレミスとクラウドのハイブリッドAIアーキテクチャを採用した病院向け生成AIサービス「OPTiM AI ホスピタル」ver.3.0の提供を、2026年3月23日より開始したと発表した。
「OPTiM AI ホスピタル」は、電子カルテシステムと連携しする病院特化型AIサービスだ。AIが医師や看護師の文書作成・情報抽出を代行・補助する。
今回のアップデートにより、各病院のセキュリティポリシーや準備状況に合わせて段階的に導入を推進できるようになった。
具体的には、セキュリティレベルを維持したオンプレミスAIを導入して目の前の業務課題を解消し、院外アクセスのルール整備などが進んだ段階で最新のクラウドAIを連携させ、より複雑なタスクに対応するといった柔軟な運用が可能となっている。
また、クラウドAIの利用においても強固なガバナンス体制が敷かれている。
医療情報システムに関する3省2ガイドラインに準拠するほか、データセンタは国内リージョンのみを使用する。
入力データはAIの学習に利用されず、クラウド上にも一切保持されないため、機密性の高い患者情報を保護しながら安全に最新の生成AI技術を臨床現場へ適用できる仕組みだ。
さらに、今回のアップデートで新たに2つの主要機能が搭載された。
1つ目の「カルテAIアシスタント」は、電子カルテ内に蓄積されたデータに基づき、AIとの対話を通じて必要な情報の抽出や医療文書の下書き作成を自律的に支援する機能だ。
従来の手作業による情報探索の手間を省き、人為的ミスの低減をサポートする。

2つ目の「カルテAIサマリー」は、蓄積された長期間のカルテ経過をワンクリックで要約し、文書の下書きを自動生成する機能だ。なお、要約後の微調整もチャット形式で直感的に行うことができる。

同サービスの導入により、医師の事務作業時間が短縮され、時間外労働の削減や離職防止への貢献が見込まれている。
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