日本通運、物流アプリ「DCX」の機能を強化しAI出荷予測の算出時間を約5分へ短縮

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日本通運株式会社は2026年5月14日、同社が提供する物流Webアプリ「DCX」のデータ分析オプションサービス「Business Insight」において、AIを活用した出荷予測機能を刷新し、算出スピードと処理能力を大幅に向上させたと発表した。

「DCX」は、倉庫内で蓄積されたオペレーションデータを基に入出荷履歴や在庫明細をリアルタイムに確認できる物流Webアプリだ。

今回の機能強化により、これまで1アイテムあたり1~2時間程度を要していた計算プロセスが見直されたことで、算出時間を約5分へと短縮し、予測は日別・週別・月別で最大半年先まで算出可能となった。

さらに、従来は個別に実施していた予測処理を、複数アイテムでも同時に実行できるよう機能を拡張した。

これにより、多品目を取り扱う企業であっても、主要な製品群の予測を一括かつ短時間に実施でき、業務負荷の大幅な軽減につながる。

また、AIによる予測では、統計的な確率に基づき10段階の予測結果が算出される。これにより、欠品リスクを最小化したい、あるいは過剰在庫を徹底して抑えたいといった商品ごとの戦略に応じて、最適な予測値を柔軟に選択できる仕様となっている。

なお、実際の出荷実績との照合も可能なため、実態に最も近い値を把握しながらPDCAサイクルを回し、継続的に予測精度を向上させることができるのだという。

日本通運は、このAI出荷予測を「Business Insight」が備える他の分析メニューと組み合わせることで真価を発揮するとしている。

例えば、エリア別出荷分析と掛け合わせて地域ごとの需要の偏りを把握したり、滞留在庫分析によってセールが必要な対象品を早期に特定したりと、より具体的なマーケティング施策や販売戦略の立案に活用できるとのことだ。

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