株式会社Defrag worksは、同社が蓄積した建設現場専門の駐車場調査ノウハウをAIに学習させた独自の調査システム「Park AI×eye(パークアイ)」を開発し、社内での運用を開始したと発表した。
同システムは、熟練調査員の判断基準そのものをAI化し、AIによる候補地抽出と人による現地調査・交渉を組み合わせることで、建設現場に最適な短期利用スペースを発掘する特化型のソリューションだ。
既存の地図データや契約実績を用いた単純な空き駐車場検索ではなく、「この土地なら短期でも貸してくれる可能性が高い」「このエリアには裏側に遊休スペースが存在する」といった、現場を知り尽くした調査員の思考プロセスや判断ロジックをAIに組み込んでいる仕組みである。
最大の特徴は、すでに駐車場として登録されている場所だけでなく、空き地や店舗の空きスペース、遊休地など、通常は候補として扱われない「空いている空間すべて」を調査対象として最適な場所を導き出す点にある。
さらに、AIが抽出した候補地に対し、実際に調査員が現地へ赴いてオーナー交渉や近隣確認を行うアプローチを採用することで、データ分析だけでは完結しない精度の高い手配を実現しているのだという。
これらの仕組みにより、従来は担当者の経験に依存していた駐車場調査がシステム化され、現場担当者の駐車場を「探す時間」の削減が期待される。
Defrag worksは現在、「Park AI×eye」を自社の社内調査システムとして運用しているが、今後はさらなる精度向上を進め、将来的には建設会社向けへのシステム提供も視野に入れているとのことだ。

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