朝日新聞、AIを活用した高校野球戦評記事自動生成システムを開発

株式会社朝日新聞社は、株式会社みんかぶと、2017年12月に発表した資本業務提携の取り組みの一環として、朝日新聞社が主催する第100回全国高校野球選手権記念大会における試合の戦評記事をAI（人工知能）で自動生成するシステムを共同開発した。

同システムで生成された記事は8月16日より朝日新聞デジタルで配信する。

今回、両社で手掛けた「高校野球戦評記事自動生成システム」の開発においては、朝日新聞社が長年にわたる高校野球取材で得た膨大なデータを分析した結果を、みんかぶが金融・経済分野の自動生成記事開発・運用で培ったデータ解析と文章生成技術に適用することで、記者に倣った記事を書くことが可能となる文章生成ロジックを共同で作り上げた。

同システムは、瞬時に試合結果データを一球単位で分析し、勝敗が決まったシーンを特定。さらに、スポットライトを当てるべきプレーや選手を選び、それを表現する最適な文章を生成する。

複数試合が同時に行われた場合でも、即時にそれぞれの試合内容に応じた記事を作成することが可能。データがある限りリアルタイムにすべての試合を記事化することができる。

【関連リンク】
・朝日新聞（Asahi Shimbun）
・みんかぶ（MINKABU）

IoTNEWS編集部

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。