TOKAIコミュニケーションズとフューチャースタンダード、IT機器のLEDランプを画像認識AIが自動監視するサービスを販売開始

株式会社TOKAIコミュニケーションズと株式会社フューチャースタンダードは、データセンターや通信事業者の中継局などの設備において、目視監視によって運用されているサーバやネットワーク機器類のLED監視を画像認識AIによって自動化する「LED監視自動化サービス」を共同で開発し、販売を開始した。

同サービスは、小型USBカメラで撮影したLEDランプの映像を、ラズベリーパイ小型コンピュータで解析し、LEDランプの状態をAIが判定するサービスである。正常状態を点灯状態(点灯、消灯、点滅)および色(赤、オレンジ、緑、青)で指定し、逸脱時に異常と判定する。異常と判定された場合はメールにて通知される。撮影した映像はクラウド上の映像解析AIプラットフォームにアップロードされ、任意の時間のLEDランプの映像を確認することができる。

また、30フレーム/秒の撮影を行うため、ネットワーク機器のポートLEDのような点滅LEDも検知でき、検知箇所などの設定情報はCSVファイルへインポート・エクスポートすることができる。監視頻度は標準で5分に1回(1日288回)だ。

さらに、VPN機能を利用してラズベリーパイにリモート接続することができ、万が一の際もリモートメンテナンスが可能だ。監視用ラズベリーパイには最大5台のカメラを接続でき、1カメラにつき最大10個のLEDランプの監視が可能だ。

同サービスを導入することにより、目視確認を行うための巡回作業が不要となり、人的要因で発生する検知漏れの軽減、および監視品質の向上が期待できる。また、監視頻度が向上することで異常発見までのタイムラグを最小化できる。

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